富士通がBC州のテック企業に参加

富士通は2018年秋、新会社をブリティッシュ・コロンビア州に設立すると発表しました。人工知能(AI)や量子コンピューティングにおけるグローバル戦略の展開に取り組んでいきます。重要拠点を日本国外に設置することで、世界中の顧客ニーズを把握し、北米およびグローバル市場で中核企業になることを目指します。

富士通は日本を代表する情報通信技術(ICT)企業で、あらゆる技術製品、ソリューション、サービスを提供しています。約132,000人の従業員が、100カ国以上でお客様のサポートにあたっています。バンクーバーに設立された富士通インテリジェンス・テクノロジーは、富士通のグローバルなAIおよび量子コンピューティング技術の成長に重要な役割を果たします。日本と世界で富士通が開発した革新的ソリューションを活用することで、グローバルな顧客のニーズにこたえる商品とサービスを届けます。

同社がAI拠点をブリティッシュ・コロンビア州に設立した理由は、多数の研究機関と最先端技術を持つスタートアップ企業が多様なエコシステムを創生しているためです。ブリティッシュ・コロンビア州には、優秀な人材、税制優遇、タイムゾーンの優位性があります。加えて、イノベーション、コラボレーション、成長を追求する熱い起業家精神と多文化の技術コミュニティが根付いています。「ブリティッシュ・コロンビア州の貿易と投資」は、国の「インベスト・イン・カナダ」と、自治体のパートナーであるバンクーバー経済委員会と共同で、同州への富士通の誘致活動を行いました。ブリティッシュ・コロンビア州政府は2019年6月27日、ブルース・ラルストン同州雇用・貿易・技術担当大臣の出席のもと、富士通のAI拠点のグランドオープンを歓迎し祝いました。

ブリティッシュ・コロンビア州はデジタル・テクノロジー・スーパークラスターを推進しています。これは、カナダ政府が9億5000万ドルを投じて推進するイノベーション・スーパークラスター・イニシアチブの一環です。このスーパークラスターでは、より大規模に、より優れたデータセットで、拡張現実、クラウド・コンピューティング、機械学習分野の最先端技術の応用に取り組んでいます。特に、天然資源、精密医療、製造業などにおいてより良いサービスの提供と効率向上に重点を置いています。

ブリティッシュ・コロンビア州にはバンクーバー、ビクトリア、ケロウナなどの都市にデジタル技術クラスターが点在しています。様々な最先端技術に精通する人材が豊富なため、大手グローバル企業だけでなく、急成長中のスタートアップ企業にとっても魅力的な場所です。バンクーバーには800~1,100社の技術系スタートアップが拠点を置いています。優秀な人材が豊富で、こうした人材が活気ある技術エコシステムに貢献しています。グレーター・ビクトリアの先端技術産業は過去10年間で急成長しました。業界全体の収益は2004年の10億ドルから2017年には40億ドルへと4倍以上に増加しました。さらに、オカナガンのテックセクターは、2013年以降前年比15%の経済成長を続けてきました。同地域への経済貢献は16億7,000万ドルにも上ると推定されています。

ブリティッシュ・コロンビア州は技術革新において極めて高い評価を得ており、様々な投資機会を提供しています。力強く成長を続けるテクノロジーやメディア分野への投資、またはこれらの分野の革新企業との取引をご希望の方はInternational@gov.bc.caまでお問い合わせ下さい。私たちのサービスの詳細をお知らせします。LinkedInTwitterでもブリティッシュ・コロンビア州の貿易や投資の最新情報をお届けしています。

「ブリティッシュ・コロンビアの投資と貿易」について

在日カナダ ブリティッシュ・コロンビア州政府事務所は、日本の投資家や企業経営者の皆様に、ブリティッシュ・コロンビア州内の様々なビジネスチャンスをご紹介しています。すでに、世界中の投資家に対してブリティッシュ・コロンビア州への投資に関する支援を行い、高い評価を得ています。日本に駐在する担当者が、日本の皆様にブリティッシュ・コロンビア州での貿易や投資の機会を詳しくご紹介しています。